下の子を出産したときの入院中、私は「母乳の女神」と呼びたくなるような人に出会いました😂🍼
その人が看護師さんだったのか、助産師さんだったのか、実は私は正確には覚えていません。
たぶん派遣で来ている方だったと思うのですが、私にとっては、とにかく「この人、母乳のことめちゃくちゃ詳しい!!」という印象でした。
上の子のときには出会わなかった「母乳の女神」
上の子のときも母乳育児については色々教えてもらいました。
今回の病院でも、もちろん母乳についての指導はありました。
だから、常駐している看護師さんや助産師さんが母乳について何も知らない、という話ではありません。
そもそも助産師さんたちは、授乳だけを担当しているわけではありません。
お母さんと赤ちゃんの健康状態を見たり、産後の身体のことを確認したり、入院生活全体を支えたり。
明るく声をかけてくれたり、困ったときにすぐ対応してくれたり、入院中を快適に過ごせるようにしてくれることも、ものすごくありがたいことです。
その中で今回たまたま出会ったのが、どうやら母乳に全振りしたような人だった😂
母乳について調べるのが好きなのか、経験がものすごく豊富なのか、とにかく話している内容が細かい。
「この人、母乳マニアなのでは……?」と思うくらいでした😂
「深く吸わせる」の意味が、初めて分かった
私が一番「女神ーーー!!!」となったのが、授乳の実践でした。
出産のしおりには「赤ちゃんに深く吸ってもらいましょう」というような図説が載っています。
上の子のときも、今回も、病院は違うけれど「深く吸わせる」ということ自体は教えてもらっていました。
でも私、ずっと思っていたんです。
「いや……その“深く吸う形”に、どうやって持っていくの???」
完成形の図は分かる。
でも、実際に赤ちゃんを抱いて授乳するときに、そこへ至るまでの具体的な動作が分からない。
そんな状態でした。
そもそも、最初から間違っていた😂
授乳室で、女神に実際に見てもらいました。
すると、私はそもそも授乳のスタート地点からちょっと間違っていたことが判明😂
赤ちゃんが「ふぇぇぇぇぇ……」と泣き始める。
私は、
「泣いてる!早く飲ませなきゃ!」
と思って、すぐおっぱいに顔を持っていっていました。
でも、赤ちゃんって泣いている最中は、まだ口がしっかり開ききっていないことがある。
そこで女神に教えてもらったのが、
「まず赤ちゃんの口がしっかり開くのを待って、そのタイミングでおっぱいに持っていく」
ということ。
「あっ!!!!」
私の中で、ものすごい勢いで何かがつながりました。
「こうするんだ!!!」
今まで「深く吸わせる」という言葉と図は見ていたのに、私はその形に持っていくための一歩手前の動作を知らなかったんです。
抱き方も「横抱き」だけじゃなかった
抱き方についても、女神から教えてもらいました。
基本は横抱き。
そして、もう一つ教えてもらったのがフットボール抱き。
私、フットボール抱きというもの自体を、このとき初めて知りました😂
そして、この抱き方を知ってから、なんと首が座るまではほぼフットボール抱きで授乳していました。
こんなに実際の育児で使うことになるとは思わなかった。
赤ちゃんの口が小さい場合の「深く吸ってもらう」方法
女神から教えてもらったのは、赤ちゃんの口が小さい場合の具体的な持っていき方でした。
赤ちゃんが泣いて、しっかり口を大きく開けたタイミングを見て、おっぱいに顔を持っていく。
そして、下顎を乳輪の外側ぎりぎりくらいに当て、上顎側は乳首をフックのように引っ掛けるようなイメージで入れ込む。
そうすると、赤ちゃんに深く吸ってもらいやすい形を作れる、と教えてもらいました。
これも、ただ「深く吸わせてね」と言われるだけだったら、私にはできなかったと思います。
「どこに赤ちゃんの口を持っていくのか」
「いつ持っていくのか」
「どういう状態なら深く吸えるのか」
そこまで実際に授乳室で見てもらいながら教えてもらったことで、初めて腑に落ちました。
※これは私が実際に教えてもらった方法と体験談です。赤ちゃんの口の大きさや授乳状況、お母さんの身体の状態などによって合う方法は違うと思うので、同じ方法がすべての人に当てはまるという意味ではありません。
向かいの人にも、同じことをしていたわけじゃなかった
今回の入院中、私は向かいのベッドの人とも仲良くなりました。
そして、その人も女神から母乳についてアドバイスを受けていました。
そこで気づいたのが、私と向かいの人では、アドバイスの内容が違ったこと。
「母乳を増やしたいなら全員これ!」という感じではなく、その人の状況を見て、その人に合った話をしている。
それを見て、私はますます「この人、すごいな」と思いました。
母乳について詳しいだけじゃなくて、目の前にいる一人ひとりをちゃんと見ている。
だから私は、この人のアドバイスなら信じられるなと思ったんだと思います。
ちなみに、授乳グッズも参考になった
そういえば、向かいの人は授乳のときにニップルも使っていました。
その人も赤ちゃんがおっぱい乳首拒否を悩んでいて、母乳の女神からいろいろアドバイスを受けていました。
人によって使っているものも、授乳の方法も違う。
こういうところも、女神が一人ひとりの状況を見てアドバイスしていたんだな、と感じたところです。
そして、私自身が入院中に使っていたのがピュアレーンと小さいサランラップ。
ピュアレーンは、産後1〜2ヶ月くらいは恐ろしいほど痛くて、授乳のたびに使っていたのに、ある日突然、「あれ?今日は全然使わなくていいじゃん」という日がやってきました😂
そして、そこからあっという間に出番がなくなる。
「足りなくなったら困る!」と思って大きい方を買ったのに、めちゃくちゃ余るwwww
これ、産後あるあるだと思う😂
そしてサランラップは、産院でもらったものを使っていたのですが、退院後に使い切ってしまって、
「これ、家でもいるじゃん😂」
となり、結局Amazonで小さいサイズのサランラップを買いました。
ちなみに、入院中に夜用ナプキンもAmazonで注文しました。
……が、まさかの在庫切れ😂
退院までに届かなかったので、結局ドラッグストアやコンビニで買いました。
入院中に「退院後もこれ必要だな」と思ったものをAmazonで注文しておくのは便利。
ただ、産後すぐに絶対必要なものは、在庫切れもあるので、ドラッグストアやコンビニで買えるものなら、そっちで確保したほうが安心だなと思いました。
これも今回の入院で学んだことです😂
そして、たぶん「今日だけだから」こそ
その人は、私が見る限り、その日だけ来ているような立場でした。
だからなのか、定時になる前くらいに、私に声をかけてくれたんです。
まるで、
「私は今日だけだから、疑問があるなら今のうちに全部聞いてね」
と言ってくれているような感じでした。
実際にその言葉をそのまま言われたわけではないので、これは私の受け取った印象です。
でも、最後まで「何か聞きたいことない?」という感じで親身になってくれた。
その日のうちに、少しでも私が持って帰れるものを増やしてくれようとしているように感じました。
もしかしたら、こういう一期一会の出会いだからこその熱量もあったのかもしれません。
母乳外来に行っても、悩みは人それぞれ
そういえば、別の友達から聞いた話もあります。
その友達は母乳外来に相談に行ったのですが、そこでよくある相談としては、
「ミルクを飲ませたいけれど、赤ちゃんが飲んでくれない」
というものが多いそう。
「母乳をもっと増やしたい」という相談は、あまり多くないらしいんです。
でも、その友達自身は、赤ちゃんが「ちっさくしか吸ってくれない」ことに悩んでいました。
共感しかない!と思っていて、私のほうがあとに産んだのでその友達に共有できなかったのが残念です。
これを聞いて、私はちょっと考えました。
もしかしたら、母乳外来や助産師さんのところに来る相談って、時期や家庭によってかなり違うんだろうな、と。
「母乳が足りないからミルクを足したい」
「ミルクを飲んでくれないから、どうしたらいい?」
という相談もあれば、
「今は混合だけど、できれば母乳の割合をもう少し増やしたい」
「赤ちゃんに、もう少し上手に吸ってもらいたい」
という相談もある。
でも後者は、もしかすると相談する人自体が少ないのかもしれません。
だからこそ、今回の入院で出会った「母乳の女神」は、私にとってものすごく貴重な存在でした。
母乳について詳しいだけではなく、実際に赤ちゃんを見ながら、「じゃあ、この場合はどうする?」というところまで一緒に考えてくれる。
そして、向かいの人と私では、同じように母乳について相談していても、アドバイスの内容が違いました。
一人ひとりの赤ちゃんとお母さんを見て、その人に合わせて話してくれていたんだと思います。
だから私は、この人のアドバイスなら信じられるな、と感じました。
常駐の助産師さんが悪いわけではない
ここは誤解してほしくないところです。
私は、常駐している看護師さんや助産師さんが母乳について詳しくない、と言いたいわけではありません。
医療やケアの仕事って、全部を一人の人が専門家レベルで極めるわけではないですよね。
母子の健康状態を見ながら、授乳も、産後の身体も、赤ちゃんのお世話も、入院生活も支える。
その中で、母乳が特に得意な人もいれば、別のことが得意な人もいる。
今回の私が出会った人は、その中でも「母乳に全振りした人」だったんじゃないかなと思っています😂
だから、どちらが上という話ではなく、専門職の中にもそれぞれ得意分野があって、私はたまたま母乳についてものすごく詳しく、しかも一人ひとりに合わせて教えてくれる人に出会えた。
「知っている」と「できる」は違う
今回一番大きかったのは、母乳について新しい知識を大量に仕入れたことだけではありません。
今まで知識として見ていた「深く吸わせる」という言葉が、実際の動作として理解できたこと。
そして、フットボール抱きという選択肢を知って、実際の育児で使えるようになったこと。
「深く吸わせましょう」と書いてあるだけでは分からなかったことが、目の前で赤ちゃんを見てもらいながら教えてもらうことで、
「ああ、こういうことだったのか」
と分かった。
やっぱり、実際にやってもらうって強いです。
そして私は、この人を勝手に「母乳の女神」と呼んでいます😂🍼
もしまたどこかで会えたら、聞きたいことが山ほどあります。

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